ホームコラム毎月赤字の投資マンションは売却した方がいい?
不動産投資2026.09.10読了

毎月赤字の投資マンションは売却した方がいい?

毎月赤字の投資マンションは売却した方がいい?

毎月赤字の投資マンションは「一律に売却すべき」ではありません。まずは現状のキャッシュフロー、ローン残高、修繕負担、税務上の譲渡所得や減価償却の影響を整理し、持ち続ける合理性と売却を検討する条件を比較する判断材料を提示します。 読了目安 4分 本文 毎月の家賃収入より支出が多くて不安――こうした悩みは少なくありません。重要なのは感情的に判断せず「数値」と「契約条項」で現在地を把握することです。 まず確認すべき数字と書類 ・毎月の実質キャッシュフロー(家賃-ローン返済-管理費・修繕積立金-税・保険等) ・ローン残高と繰上返済の手数料、残債の精算負担 ・管理規約、サブリース契約の保証・解除条項(サブリースに関する法令上の説明義務等は留意が必要です)[4] ・長期修繕計画と修繕積立金の状況(将来的な一時出費の見込み)[5] 税務や帳簿上の確認ポイント 売却を検討する際は譲渡所得の基本(収入金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除額)や所有期間の考え方を押さえておきましょう[1]。また、帳簿上の減価償却の扱いや中古資産での耐用年数の算定は売却益や簿価に影響しますが、簡便法の適用可否は条件によります[2]。これらは実額算出が必要なため、税理士に確認してください。 持ち続ける合理性と売却を検討する条件 持ち続ける合理性:長期的に家賃上昇や空室リスク改善が見込め、修繕負担が限定的であれば短期の赤字を吸収して保有継続する選択肢があります。一方、金利上昇や修繕見込みで将来の負担が増える場合、ローン残高と想定売却価格を照らして実質的な損益を比較することが必要です。不動産価格指数は市場動向の参考になりますが、個別物件の査定額ではない点に注意してください[3]。 次の行動(チェックリスト) 現在の月次キャッシュフローを整理する 想定売却時の諸費用とローン精算額を確認する 管理・修繕の見通しとサブリース条項を点検する 譲渡所得や減価償却の影響を税理士に確認する 売却を決めていなくても問題ありません。まずは『売る場合』と『持ち続ける場合』を比較し、ご自身の投資マンションの現在地を確認してみませんか。 【CTAボタン】売り時カルテ無料診断を受ける 参考資料 国税庁「土地・建物の譲渡所得」 [1] https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1440.htm 国税庁「減価償却/耐用年数」 [2] https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5404.htm 国土交通省「不動産価格指数」 [3] https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_tk5_000085.html 国土交通省(賃貸住宅管理業ポータル )サブリースに関する案内 [4] https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/pm_portal/sublease.html 国土交通省「長期修繕計画と修繕積立金のガイドライン」 [5] https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk5_000052.html 掲載時の注記 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の投資判断、税務または法務に関する助言ではありません 。売却価格、ローン精算額、税額および保有継続の収支は、物件・契約条件・所得状況等により異なります。具体的な判断にあたっては、不動産会社、金融機関、税理士などの専門家にご相談ください。

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